久美子が他界し、本日で早3年が過ぎました。久美子無き後、私は相変わらずもがきながら日本-アメリカ-メキシコを動き回り、子供達はアメリカでそれぞれの道を確実に歩み続けております。もはや時の流れから抜け出してしまった久美子は、いつでも私達の心に住み着き、どこにいても、いつまでも同じ距離を保って私達に語りかけています。皆様に子供達の成長の写真をその都度ご覧頂くようと思いましたが、そこに久美子の姿がもはや現れないことが痛ましく、つい手つかずの状態になっておりました。今回、久美子も喜ぶかと、一部アップいたします。　

陽生の長男、輝（あきら）は頼もしく成長し、従妹らと楽しい毎日をニュージャージで過ごしております。シンディーは二人目を妊娠中で、7月には娘の誕生を待ちわびております。近くに住む長女昌乃とエリック夫妻は、長男　昂士（こうじ）が本年1月20日に生まれ、すくすく、また親に似ず大変ふっくらとした、よく笑う健康児に育っております。また次女奈和は4月17日に博士論文の口頭試問も無事通過し、5月末にはハーバード大学を卒業、今年9月からはワシントンＤＣのスミソニアン研究所で2年間ポストドック研究者として働く予定になっています。本人の努力の賜物以外何物でもないのですが、考古学を目指した久美子も母親としてさぞ喜んでいると思います。このような子供・孫らに囲まれた生活を一緒に過ごせないこと悔まれてなりませんが、このような素敵なファミリーを築いてくれた久美子に感謝する心は誰も忘れません。久美子も、今後いつまでも、子供達、また孫たちを見守ってくれると思います。

お世話になった方々、ご親族、ご友人の皆様、今後も私達大家族を見守って頂き、ご助言、ご叱責頂ければ幸いです。少しばかり写真をアップしましたので、ご覧頂ければ幸いです。

夫三郎、久美子の命日にて。

Four years passed after Kumiko passed away. As always, I am moving among Japan, the US, and Mexico straggling to create new work atmosphere but without success apparently, meantime our kid families are expanding their own worlds successfully with delightful and solid steps. Kumiko in other hand, who already stepped out of our time and space dimensions, stayed forever at the bottom of our hearts, and often communicate any time with us with certain distance. I was to upload our recent pictures every time when good things happened or we gathered with our growing families, but I could not to do so, as I realized that while our pictures increase endlessly, Kumiko never shows up with us. Kumiko would have enjoyed so much playing with them, her grand-sons, as a family member. When I see our grandsons, I can’t stop to imagine happily smiled Kumiko playing with them. 

Akira, Yosei and Cindy’s son, is now 1 year and 7 months, always plays with his cousins who live together in New Jersey. Cindy is very excited with their first daughter to come to this world early July this year. Masano and Eric are so happy with their cute son born 20th of January this year, and now stands, smiles a lot with plump cheeks. Nawa just defended her dissertation and will graduate from Harvard University at the end of this month. She will work as post-doc researcher for Smithsonian Institute in Washington, DC next two years. She accomplished really hard tasks dedicating herself to her research for years. I think Kumiko, who wanted to be an archaeologist, would be so happy to see that Nawa became a truly professional archaeologist. We are all thankful to Kumiko who made our kids happy family partners and promising professionals, and deeply regret not to live with her playing with kids and grandsons. I hope she is always with us enjoying watching what Aki-kun and Koji-kun are doing with their parents. Please see in photos how our families are happy with fast growing grandsons, thanks to Kumiko.

Saburo Sugiyama

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May 2013
 

謹啓。陽春の侯、皆様におかれましては益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。

長いこと筆を取らず大変失礼致しました。早くも久美子が他界し、3年目を迎えようとしています。この間、私達も、それなりに一生懸命生きてまいりました。昨年度の5月には、長男陽生とシンディーの結婚式を焼津で行い、10月には孫、輝（あきら）が生まれ、新しい家族の一員として迎えています。また本年1月には、長女昌乃とエリックが結婚式をハワイで行いました。現在陽生と昌乃ら2家族は、ニューヨークの近くのニュージャージ州にそれぞれ新居を構え、歩いても15分程度の距離に仲良く暮らしております。また末娘奈和は本年度中にハーバード大学にて動物考古学の博士論文を書き終わろうと努力しております。私は相変わらず、愛知県立大学とアリゾナ州立大学を行き来し、春夏は名古屋で教鞭を取り、秋冬はアメリカとメキシコでの研究生活と、二重生活を続けております。また大学の事情から県立大学教職員住宅を離れ、4月から長久手市の集合住宅に移りました。一方、昨年7月には外務大臣表彰を授かり、支えてくれた久美子が授与されるべき賞なのにと、無念の想いでした。このような家族を作ってくれた久美子への感謝の気持ちを忘れないよう、また私達が精一杯生きることが久美子を生かすことと思い、日々過ごしております。 

　さて、この折にと簡単な近況報告をさせて頂きましたが、以下のように、ささやかながら久美子の法要を営なみますので、ご案内申し上げます。なお、ご焼香と昼食が可能な方、以下のメールアドレス、または携帯にご連絡を頂けたら幸いです。　

日時：5月19日（日）11:00開始
会場：静岡県焼津市　創価学会焼津平和会館（静岡県焼津市大村１丁目１８−４。電話054-626-0011）、後、應身寺へ（静岡県藤枝市瀬戸新屋415-7） 

公共交通手段で来られる方は、当日会場までJR焼津駅からタクシーが最善と思います。その後は墓地、昼食の会場、さらにJR藤枝駅まで車をこちらで用意致します。なお今回、アメリカ在住の子供達はそれぞれ仕事があり、残念ながら参列できませんが、年末・年始頃に家族共々来日の計画中です。取り急ぎ、メールにてご案内申し上げます。

 
敬具
平成25年4月27日
杉山三郎 

Dear Friends,
This is to inform you that we are having third year anniversary ritual (the beginning of the third year ritual) for Kumiko who passed away May 18th two years ago. We are having ceremony May 19th, 2012, in Yaizu-city, Shizuoka prefecture, Japan (May 18th in the US), and will visit her tomb in Fujieda-city, Shizuoka prefecture, then we are having late lunch together in Fujieda. If you think you may be able to attend, please let me know, so that we can inform you more details and can facilitate your visit to Yaizu.

I just add a few news about us, using this opportunity. We organized wedding ceremony for Yosei and Cindy 26th of May, last year, in Yaizsu, Japan. Now, they have lovely child, Akira-kun, born 15th of October. They moved in a new house in Bloomfield, NJ, starting a new life in new social environment. Masano and Eric also had wonderful wedding ceremony in Hawaii January 12th, this year, with many relatives and friends who came from diversified cities in the US, Japan, and China. Nawa is now dedicating herself to write up her Ph.D. dissertation in the field of Zoo-archaeology at Harvard University this year. I think Kumiko’s incident triggered in some way to make another step progressively.

I continuously work in three countries, Japan in April-July, the US and Mexico in Aug.-March. I received Commendation from the Minister of Foreign Affairs, Japan, in July, last year. This kind of award really had to go to Kumiko, without whose sacrifices I would not have received it. After two years passed after her death, I realized that I never will be released from this kind of deepest grieve forever; however, we do not have choice other than we just live forward without fear and enjoy life; that was how we can most evaluate Kumiko’s life too, as she lives in our heart always. We all loved you Kumiko.  

We would also like to inform you that in commemoration of Kumiko’s life, we created the commemorative family paver in the campus of Arizona State University. The Commemorative Brick installed permanently on the east side of the patio at Old Main building in ASU says;

In Memory of KUMIKO SUGIYAMA 
You live in our hearts forever 
Mamako, Arigato 
Saburo, Yosei, Masano, & Nawa 
with Love, May, 18th, 2011 

Many, many thanks for your kind support as always.

 
Saburo, Yosei, Masano, and Nawa

April 2012
 

皆様。ようやく遅咲きの桜も開花し、新学年を迎えてお忙しいことかと思います。小生も3月29日にメキシコから帰国しましたが、また学会等でアメリカのメンフィス・アリゾナへと来ており、積まれた仕事に追われ続け、ご連絡が遅れ申し訳ありませんでした。以下の久美子一回忌お知らせのメールは4月に入りお送りしたものですが、確認のため久美子のページにアップロードします。そのまま参加して頂ければ大変嬉しく思いますが、特にお食事にご参加可能な方はご一報願えれば幸いです。また海外在住の遠方の方々など、近況報告とお読み頂ければと思います。 

妻久美子の一回忌の件ですが、下記のように決定しましたのでお知らせします。海外から子供三人、陽生と婚約者シンディー、昌乃と婚約者エリック、奈和も参加します。久美子の築いた絆を思い出す機会になれば幸いですし、またご近くにお住まいでご一緒に久美子について語ることができれば大変嬉しく思います。

杉山久美子の一回忌　　　法事責任者　夫、杉山三郎日時：2012年5月20日　 
場所：①午前11：00－11：30。一回忌　合同儀礼、創価学会焼津平和会館にて（焼津市大村一丁目１８－４　電話０５４－６２６－００１１、場所の地図はネットでも創価学会焼津平和会館で出てきますが、JR焼津駅からタクシーがいいかと思います。） 
http://sokagakkaikaikan.blog37.fc2.com/blog-entry-307.html
②12：00－12：15頃。そこからお墓のある應身寺（藤枝市）に移動し墓参りします。お車はこちらで用意します。藤枝市應身寺は、旧国道一号線沿、静岡県藤枝総合庁舎前、またはスーパーエスポット藤枝店の信号機を山（北）側に200メートル入り右側。

③12：30－２：30頃。そこから藤枝市内の「あずさ」でお食事を取って頂ければと思います。移動のお車はこちらで用意します。割烹・料亭「あずさ」
〒426-0022 静岡県藤枝市稲川１丁目６−２０　　054-644-3311    
遠方からの方は①から③まで、どこからでも参加して頂いて構いません。なお①、②はそのままご参加して頂いても結構ですが、③は食事用意の都合でご参加の旨、前もってお知らせ頂ければ幸いです。
さらに久美子の一周忌に関連し、お知らせがあります。
以前の近況報告のメール（今年1月6日頃発信）に述べましたように、長男陽生とシンディー、また長女昌乃とエリックが婚約し、来年度初めに結婚式をそれぞれ計画中であります。しかしながら長男陽生とシンディの結婚披露宴を、様々な事情から急きょ5月26日に細やかながら日本で執り行うことになりました。海外在住なので皆が日本の親族の方々と一同に揃うことも難しく、また久美子も大変喜ぶかと思うからです。思い起こせば久美子と私も31年ほど前に、同じ焼津市の大崩海岸で結婚の報告披露宴を挙げました。今回は下記のホテルで行います。取り急ぎ、ご報告いたします。参加して頂き一緒に祝って頂ける方、ご一報ください。
日時：2012年5月26日12：00～12：30（人前式）、12：30～3：00頃（宴会）
場所：焼津グランドホテル（〒425-0012 静岡県焼津市浜当目１４８９ 054-627-1121）遠方からの参加者の方は、温泉もある同ホテルで割引宿泊も可能です。ご希望の方、早めにお知らせ下さい。
取り急ぎ、ご連絡させて頂きます。また何でもご質問等ありましたら、杉山三郎までお言いつけ下さい。取り急ぎ、ご報告のみにて、失礼します。 
Saburo Sugiyama


(Dear Friends: This is just to inform you that we are having one year anniversary ritual for Kumiko who passed away May 18th last year. We are having ceremony May 20th, 2012, in Yaizu-city, Shizuoka prefecture, Japan, and will visit her tomb in Fujieda-city, Shizuoka prefecture, then we are having late lunch together in Fujieda. If you think you may be able to attend, please let us know, so that we can inform you more details and can facilitate your visit to the facilities. Many, many thanks for your kind support as always. )

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January 2012

新年のご挨拶に代えて

久美子がお世話になった方々や私達家族の友へ

久美子が他界して早くも7ヶ月が過ぎ、新しい年を迎えました。アメリカでの葬儀や日本でのお別れ会の折に集まって頂いた方々、さらに惜別の想いを送って頂いた方々の多くに対してお礼のご連絡もせず、申し訳ありませんでした。私たちの心、家族の絆を保つことに精一杯で、今後のことなども整理がつかず、筆が持てませんでした。不思議なもので、わずかばかりの時が過ぎても、無念の想いは全く変わらず、これからも変わらないことと思います。それでも残された私たちは、先に向かって生き続けるしか手段は残っておりません。久美子が育ててくれた私たちを精一杯生かすことが久美子への一番の供養であり、その成果がいつの日か献花となればと思います。以下、久美子への報告でもある「その後の私たちの一歩」を簡単ながら綴ります。

　静岡県藤枝市應身寺に久美子の納骨の後、四十九日の供養も親戚の方々に集まって頂き、滞りなく済ますことができました。長男陽生はニューヨーク、長女昌乃はニュージャージ州、また二女奈和はボストン地域へと戻り、それぞれの仕事や学業に励んでおります。三郎は愛知県立大学の業務に戻り、なんとか重い心身を動かしながら仕事をしてまいりました。８月は学外研究のためアメリカのフェニックスとメキシコに滞在し、９月からはハーバード大学ピーボティー博物館・宗教学部の客員教授として12月までケンブリッジ市近郊に住んでおりました。このような事態に家族が皆近くに住み心を癒し合いながら仕事ができるようにと、学友の温かな計らいで急きょ可能となったポジションです。お陰様で何回も家族が集まる機会が持て、私たちの仕事や勉学も進めることができました。またメキシコの習慣に従い、11月1日の「死者の日」には多くの友人に集まって頂き、久美子の祭壇を作り弔うことができました。（写真参照）

　久美子に報告するニュースとしては、長女昌乃が９月にエリックさんと婚約し、そして今年1月には長男陽生がシンディーさんと婚約しました。久美子が他界し、息子たちも将来のことを考え自立し、自分の道を歩み始めた証だと思っております。久美子が生きていたらさぞ喜ぶだろうと無念の想いと涙が尽きませんが、息子たちの真摯な一歩を精一杯祝ってあげようと思っています。

　仕事の面でも子供達は頑張っております。陽生はマンハッタンの大手銀行に移り、昌乃の仕事も順調で、毎日の長距離通勤が少しでも楽になるよう新車も１２月に購入しました。奈和も勉学・研究に励んでおり、10月にはメキシコ、11月にはハーバード大学で自身の研究を発表しています。同業者の親としてはうっかりしておれず、大きな刺激です。子供達は久美子の遺産であり、いつまでも悶々とした日々を送る私への戒めと、前向きに受け止めようと思います。秋にボストン地域に移ってからは、同僚の研究者からも励ましを受けながら、少しずつ本来すべき研究・出版活動へと動き始めています。

　１２月末には、久美子の不幸以来頓挫していた出版本ができました。若者向けにと依頼のあった「ロマンに生きてもいいじゃないか：古代メキシコ文明に魅せられて」（風媒社）という伝記風エッセイです。様々な意味を根本から問いかける久美子の旅立ちに、終了間際に気力を無くして世に出すことも躊躇していましたが、久美子が最後まで読んでくれ、久美子に捧げたことを本人も喜んでくれた本なので、ともかく出版まで漕ぎ着けなければと校正をボストンで終わりました。自伝というより、私たち家族が大半を過ごしてきたメキシコやアメリカの生活、新大陸の古代文明の紹介を兼ねた本です。1月中旬頃から名古屋や東京の大手書店に配本の予定です。書店にて立ち読みし、ご笑覧頂けたら幸いです。

本年、久美子の一回忌は、息子たちの仕事や大学の日程の関係から、5月20日（日）に静岡県焼津市の会館と藤枝市にて（墓地でのご焼香と「偲ぶ会」）行いたいと思います。私たちと久美子の想い出を語りながら昼食のひと時を過ごして頂ける方、以下のメール住所にご連絡頂けたら幸いです。また日が近くなりましたらメールや久美子のウェブページで詳細をお知らせします。

　簡単ながら新年のご挨拶に変えて、近況報告とさせて頂きます。以前同様、今後とも暖かく見守って頂けたら、この上ない励みでございます。ありがとうございました。

夫、杉山三郎と家族一同

Dearest our friends who have supported us during the loss of my wife Kumiko,

Time has flown by so quickly since the loss of my wife and I find myself starting a new year already. I am extremely sorry for not being able to contact everyone sooner as I have been unable to sit down and express myself in writing the gratitude I had to express and update everyone on how everything is going. We have been so overwhelmed with trying to find ourselves within this new context and come to terms with ourselves. It is strange how though half a year has passed already, my thought of despair has not changed one bit, and I believe it will never change in some sense…and yet, I know that those of us left behind should only slowly begin to advance forward. I believe that the way to honor and remember Kumiko is to live our life to its fullest the way she has always supported us and I only hope that our efforts will blossom as part of her success in our memory of her.  

After proper burial ceremony was held in Yaizu-city of Shizuoka prefecture among close relatives, we were able to somehow return to our daily lives. My eldest son, Yosei, went back to New York, my elder daughter, Masano, to New Jersey, and my youngest daughter eventually returned to Boston area, each one restarting their jobs or studies. I returned to my work at Aichi Prefectural University despite my depressed state. In August I moved to Arizona and Mexico to conduct research, and starting September I was able to go to spend some time at Harvard University as a visiting researcher until December to share some time in Cambridge with my youngest daughter. Thanks to the warm welcome I received from my colleagues during this harsh time, I was able to spend this fall term in close proximity to my family, facilitating our family to unite and each of us to find our strength to continue on to our work/studies. We were even able to celebrate the Day of the Dead for Kumiko in the beginning of November following Mexican tradition; we were able to bring together many of our close friends from the area and build an altar for Kumiko (see pictures).   

What I would like to report to my wife since her passing is that my daughter Masano became engaged to Eric in September and that in January my son Yosei just proposed to Cindy. Now that Kumiko passed away, I think this is the result of each child seriously thinking about their future and shows they have become independent from us and are starting to walk their own path. If Kumiko were alive I am sure she would have been extremely happy for them and I cannot help regret that she is not here to share the joy with us personally. At the same time, I want celebrate their first steps toward their bright futures as much as I can. 

Yosei switched jobs to a financial banking company in Manhattan. Masano is continuing her job in a pharmaceutical company and to lessen her stress during her long commute, just bought a new car. Nawa’s studies and research is coming along as she was able to present some of the results of her dissertation research in October in Mexico and at Harvard in November. Being in the same profession, I couldn’t help being shocked as I found her growing fast into a researcher. My children are the biggest gift Kumiko has left for me, and instead of living a depressed life, I hope to continue looking over them, and at times being looked after by them. During my stay in Boston, I really received much inspiration and support from them and many my colleagues and friends, and was able to return slowly toward my research and publications with more energy.  　

Towards the end of December I was able to finally finish and publish an autobiography style essay that I have been struggling to complete since the loss of my wife. It is meant to inspire the young generation, as requested by my publisher. I must confess I nearly abandoned this project despite having finished a draft completely prior to my wife’s death. However, as this book retails my life’s work and all the people who inspired me during my life, and especially because Kumiko read a draft of this book dedicated to her, I was determined to get this published for her and was finally able to complete this during my stay in Boston. I hope some of you might see some our family stories described in the book.     

We are currently planning Kumiko’s one year anniversary since her death in accordance to my children’s work and study schedule and is set to happen on May 20thin Yaizu and Fujieda city area in Shizuoka prefecture. If there is any messages that you would like to send us or any chance to attend to the ceremony, we would be so glad to having you. Please contact me directly at saburosugiyama at hotmail or any of my family members.

Although I could send simply a New Year’s greeting, I just wanted to take this opportunity to update everyone on our recent status. We would most sincerely like to thank you for everything, hoping that you would look over us continuously in the same manner that you have always been with our beloved Kumiko.  Many thanks to all.

Saburo, Yosei, Masano, and Nawa Sugiyama

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June 6, 2011

杉山久美子との惜別（平成23年5月28日）

夫：杉山三郎

32年間付き添った妻久美子が、病気で、5月18日に突然他界しました。受け入れがたい事実に、私もまだ全く混乱しており、どう自分の中で対処いいかわかりません。ただアメリカ、日本両国で生前お世話になった方々と共に久美子を偲ぶ会ができて、久美子もたいへん喜んでいると思います。出席して頂いた方々、また惜別の想いと励ましのお言葉をお送り下さった多くの方々にお礼申しあげます。ありがとうございました。

私としても、あまりに早い別れに、くやしさでいっぱいです。この４月にも、日本退職後に住む予定のアリゾナの家で、庭や壁を一緒にアレンジしたばかりでした。ふり返ると、一生に一度の運命的な出会いは、メキシコの考古学がきっかけでした。遠いメキシコの一大学で、考古学の講座をその時とっていた日本人は、久美子と私だけでした。その時から私たちには夢があり、32年間追い続けてきました。それも全うされたとは言えないまま、あまりに早く先立たれてしまいました。人生最大の悲しさに、腸を引き裂かれる思いです。それでも今まで一緒に、たくさんのいい事を成し遂げてきたと思います。せめても、それらを思い出しながら、家族で癒し合う日々が続くかと思います。

３人の子供達は、二人の共同作業による最大の結晶です。経済的に苦しくても、メキシコ、アメリカ、日本と文化の狭間で苦しくもがいても、心から信頼しあい、楽しい時と空間を久美子と、そして後には子供達を含め５人で、一緒に作ってきました。そのあふれるばかりの美しい思い出は、私たちの宝です。そのために一生懸命、めいっぱいの努力をしてくれた久美子に、感謝の念でいっぱいです。

思えば、いつの間にか、久美子はすでに私の体の一部でした。小さな体は盾となり、文字通り手足となって働き、私の様々な欲望、関心、グルメ、健康に気を使い、時には私の頭脳や心の足りない部分を補ってくれました。知り合って以来、私の仕事は、共に生きた久美子との共同作業の産物です。久美子の精一杯の献身的な努力に、どんなに感謝しても、しきれません。

生前は恥ずかしくてあまり面と向かって言えなかったですが、久美子はその名の通り美しかったと思ってます。特に嬉しがった時の顔が大好きでした。純粋でひた向きな、ちょっと付き合いベタな久美子を愛していました。久美子も、私のことを深く愛していました。先立たれた今、さらにその愛の深さに気づき、胸が張り裂ける思いです。なぜもっと早くに理解し、大切にしてあげなかったと。二人、一生懸命向き合って生き、愛し合い、まじめすぎたためにケンカもし、それでも楽しく過ごしてきました。今、その共に生き、ケンカし、愛し、愛される相手を失いました。人生最大の痛恨の時です。久美子を取り戻すことのできない今となっては、家族４人で、久美子との思い出を大切にし、久美子の残したメッセージ・教訓をかみ砕き、久美子の生を、今後の仕事の糧として生きていく所存です。久美子の生涯を決して無駄にはしません。久美子は私や子供達の心の底へ、永久に錨を降ろしました。子供達が疲れた時、あのやさしい笑顔で安らげてくれるでしょう。ありがとう久美子。やすらかに眠って下さい。

生前に久美子、また子供達や私を支えて下さった方々に深くお礼申しあげます。しばらくは戸惑う日々が続くでしょうが、別の形で５人の心がまたひとつになって、再び動き出す日々を見守って頂ければ幸いです。ほんとうに、ありがとうございました。

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May 23, 2011

 Services for Kumiko in Arizona were be held on Sunday, May 22nd. We sincerly thank everyone who shared in our grief and has been supporting us through these hard times. We have posted some pictures from the service as well as the slide show that we shared during the ceremony. Last, We would like to share Saburo's words from ceremony here: 

My wife Kumiko passed away leaving me and our kids alone in this world.  This is the most heat-breaking grief in my life.  We began a new life together almost 32 years ago.  We had a dream which we have not quite completely accomplished yet.  But I believe that we also did together so many good things leaving beautiful memories.  From the bottom of my heart, I thank so much to Kumiko for her most extended effort.

Kumiko was a part of my own.  She was my body, my legs and my arms; she took care of my desires, hunger, taste, and health, and sometimes functioned as my brain and heart, complementing what I needed.  Everything I did to date were co-products with her because we shared life.  I thank so much to Kumiko for her physical contributions, her skills, thoughtful insight, and her sacrifice.  I would not have achieved my works without her.    

The name Kumiko means “beautiful lady forever” in Japanese.  She was beautiful indeed and stayed as a beautiful lady forever at so young age.  I loved her.  She loved me.  We therefore faced each other very seriously, creating a really comfortable space and time, but also arguing sometimes.  Now, I lost my partner to work with, to argue, to love, and to be loved.  I can’t recover her life to together progress further.  This is the most painful moment for all of my family, but she left lovely kids, wonderful memories with many messages and tasks for our future.  I promise that we will go further together continuously having her in our heart.  I thank so much to Kumiko for her dedication and profound love to us.  We are always saying, we are so proud of our kids.  Kumiko became already a part of them.  Mamako (Kumiko), please support them as you have made, whenever they need you, with your lovely smile.  I loved you, Mamako, I think we did a good job together, thank you so much.

I would like to thank all who know Kumiko, enjoyed life together with her, and share our deepest grief of her loss.  I am also very thankful to our many friends of life for kind and solid supports provided to Yosei, Masano, Nawa, and myself.  Please witness our further steps we will take with Kumiko we loved so much and who anchored at the deepest place of our heart forever. 

Thank you all.     

Saburo Sugiyama

======================================May 20, 2011 This memorial website was created in the memory of our loved one, Kumiko Sugiyama who was born on June 4, 1956 and passed away on May 18, 2011.   Services for her will be held this Sunday, May 22nd at the following location: Messinger Indian School Mortuary7601 E. Indian School Rd. (between Hayden and Scottsdale Rd)Scottsdale, AZ 85251 Visitation will occur between 2 pm and 3 pm, and the service at 3 pm. This will be followed by a small reception where some light refreshments will be served. Please join us in celebrating her life with us.  We realize that many of you are out of town or unable to attend, so this site we created to allow everyone to leave their tributes (below) or share their stories (under the 'Stories' tab). It also features many pictures and we will update it regularly. Please let us now if you would like us to share your story or your tributes at the ceremony. Also, we realize now that the site requires you to log on to leave a tribute or share a story...as such, if you would like us to post this for you without creating an account, post anonymously, or just send it to us just to share with others only during the ceremony, please e-mail it to us at yts_8181-kumiko@yahoo.com or log in with e-mail yts_8181-kumiko@yahoo.com and password "kumiko".  After the services here in Arizona, we will be traveling back to Japan with her shortly after the ceremony for a traditional service in Japan. Please contact me if you would like details should you like to attend.  Last, we would like to say thank you so very much for all the support that you have offered us. We sincerely appreciate it as being among such great friends and loved ones has been the only thing that has allowed us to cope with this loss. Please feel free to forward this to others that I may have missed. I hope to see you all soon.   Sincerely,The Sugiyama Family